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新車を購入することは、日常生活に影響を与えるだけなく、人生においても大きな買い物の一つです。はじめて新車を購入するからこそ、「購入から納車までの流れや予算、お得な購入時期を理解したい」と考える方もいるかもしれません。
そんなお悩みを抱えた方のために今回は、新車をはじめて購入する方でも使える賢い新車購入方法や最適な時期、事前準備が必要な書類について解説します。
目次
① 最適な購入時期を狙う
新車を初めて購入する方でも安心して購入できる1つ目の方法は、「車をお得に買える時期を狙って購入すること」です。
車をお得に購入できる最適な時期はいつなのか。詳しくみていきましょう。
【結論】年度末(3月)と半期決算時期(9月)が一番の狙いどころ
新車を購入する時期は、年度末(3月)か半期決算時期(9月)が一番最適な時期だと言われています。
ディーラーは販売台数によって各メーカーから奨励金が出る傾向があり、年度末や半期決算時期のタイミングで一台でも多くクルマを売ろうと努力する時期です。
3月と9月という2つの時期には、価格面、サービス面、オプション面、の3つの条件が優遇されやすい傾向があります。
3月、9月の時期は各販売店とも売れ筋車両を在庫としてストックしているので、新車を安く購入したい方は、年度末(3月)と半期決算時期(9月)を狙ってクルマを購入するようにしましょう。場合によっては好条件で新車が購入できる可能性が一番高い時期です。
夏と冬のボーナス時期や3月〜4月、税金制度が変わる直前も狙い目
年度末と決算時期だけが新車をお得に購入できる訳ではありません。
3月と9月以外にも、夏と冬のボーナス時期、新卒、新入学シーズンである4月、税金制度が変わる直前の時期もお得意に購入できる時期になります。
自動車メーカーはボーナス時期などのお金に余裕のある頃や季節の始まりとも言われる3月〜4月、税金が8%から10%に変わる直前に値引きや豪華オプションを追加するなど、様々なキャンペーンを実施します。
追加されるオプション内容によってはガソリンが満タンの状態で納車されるキャンペーンなど時期によってお得な条件が出ている可能性が十分に考えられます。
夏と冬、3月〜4月、税金が変わる直前の時期には、各カーメーカーが実施するキャンペーン内容をチェックしておきたいところです。
② 初回交渉と最終交渉を使い分ける
新車を賢く購入するためには、初回交渉と最終交渉を使い分ける交渉術が効果的です。
初回交渉と最終交渉の2つの方法について詳しく解説します。
初回交渉
初回交渉では、自分が出せる予算の範囲と乗りたい車種を営業マンに伝えます。初回交渉から値引き交渉はあまり話さず、ますは営業マンとの関係性を構築することから始めましょう。
初回交渉前に乗りたい車に関して、雑誌やネットで購入目安金額と値引き幅を確認しておくとさらに良いです。
相手は感情のある人間ですので、横柄な態度を取るのはやめましょう。車を購入するかも、という雰囲気を営業マンに伝えれば、初回交渉としては合格です。
最終交渉
最終交渉では、初回交渉では話せなかった新車の値引き交渉やオプション内容について営業マンと話します。
この時点で車を購入することは大体決まっていると思いますので、営業マンも購入者様の交渉する内容については耳を傾けてくれるでしょう。
値引きが可能な範囲の中で値引き交渉することが大切です。
ネットや雑誌で紹介されている値引き額以上の金額を交渉するのは、新車を初めて購入する方にとって無理があります。
車両価格からオプションの値引きへと自然に交渉できれば最終交渉も成功です。
③ 購入から納車までの流れ
新車の見積もりから購入、手続きを完了させれば、納車されるのを待つのみです。基本的に納車されるまでの期間として2〜3ヶ月かかると予想しておきましょう。
店舗の在庫状況や新古車などの理由で納車までの期間が早まる可能性がありますが、大体2ヶ月程度です。新車が納品された際には、まず車の状態を確認して、傷や汚れがないかチェックします。
新車を購入した店舗に取りに行けば、お金がかかることはありませんが、自宅まで納車してもらう場合には、納車手数料としてお金が発生するディーラーもあります。
納車については、購入した際に、無料でサービスしてくれるのか、有料なのかをしっかりと確認しておきましょう。
新車購入に必要な書類
新車を購入するためには、以下の9つの書類が必要になります。
免許証 | 書庫証明書 |
実印 | 印鑑証明 |
任意保険の切り替え通知 | 車検証(下取り車がある場合) |
自賠責保険(下取り車がある場合) | リサイクル券の預託証明書(下取り車がある場合) |
自動車税の納税証明書(下取り車がある場合) |
車庫証明
車庫証明とは、新車を購入する方が現在お住まいの家の駐車場に新しく車を駐車することを証明する書類です。
車庫証明が準備されていない場合は、車が納車されても自分の借りている駐車場に車を駐車できなくなってしまいます。
駐車場の確保が整った際には、現在住んでいる地域の警察署の窓口が開いている時間帯に行き、書庫証明を取得しましょう。
車庫証明を取得するには、「保管場所標章交付申込書」と「自動車保管場所証明申込書」、「保管場所の所在図・配置図書類」の書類が警察署の窓口に置いてありますので、上記4つの書類の準備も同時に行ってください。
書類の提出と手数料を支払えば、3日〜7日程度で手続きがあ完了し、車庫証明が交付されます。車庫証明のやり方がわからない方でも、追加料金を払うことによって車販売店が代行して行ってくれます。(車庫証明の代行費用は約1万5000円〜2万円)
免許証
新車に限らず、車を購入する場合に一番準備して欲しいものが免許証になります。
免許証がなければ、車を購入できないどころか、運転することもできないことになります。新車を購入する前には免許証を取得しておきましょう。
実印&印鑑証明
新車を購入する時には実印と印鑑証明が必要です。
印鑑登録を証明している場合には、簡単に印鑑証明を発行できますが、印鑑登録をしていない場合には、市役所で登録が必要になります。
場合によっては複数枚にかけて印鑑証明が必要になるケースもあるので、事前に枚数を確認しておくのも良いかもしれませんね。
自賠責保険&任意保険の切り替え
新車を始めて購入する方の中にも、親から車をもらって運転していた方もいるかもしれません。車を運転している状態で加入している自賠責保険か任意保険があれば、各保険会社に車種の変更を連絡しましょう。
保険を新しい車種に切り替える際には、現在加入している保険の証券が必要です。
はじめての新車購入術まとめ
新車を初めて購入する方の賢い購入方法について解説してきました。
- 新車を購入する時には時期を考えて買うこと
- 初回交渉と最終交渉を使い分けて交渉する
- 納車までの流れを理解して、自宅に納車してもらう際には手数料がかからないかを確認
- 新車購入に必要な書類を用意しておくと納車までの流れがスムーズになる
車を初めて購入する方にとって、納品までの流れがわからない方や値引き交渉が成功しやすい時期を知らない方が多いかと思います。
新車購入をした経験がないことで実際に不利になってしまうと考える方もいるかもしれません。でも大丈夫です。この記事で紹介した内容をしっかりと理解すれば、賢く新車を購入することができます。
初心者の方でも、よりお得な方法で新車を購入しましょう。