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車を動かそうと思っても、エンジンがつかない時に多い原因がバッテリー上がり。
バッテリー上がりは、車に故障と思われる症状が出ていなくても、ある日突然起こってしまう怖い自動車トラブルです。車のバッテリー上がりの本当の原因と、対処方法とは何でしょうか。
今回は、いざという時に備えたい車のバッテリー上がりの原因と、対処方法について解説します。車のバッテリー上がりの原因と、対処方法を知りたい方は是非参考にしてみましょう。
目次
車のバッテリーが上がる4つの原因とは
車のバッテリーが上がる原因には、4つの問題点が考えられます。車のバッテリーは、永久的に使用できる訳ではありません。一般的には、約2年〜3年間で交換しなければいけない交換部品の一つになっています。
原因1:ライトの消し忘れやつけっぱなし
車のライトを消し忘れたり、つけっぱなしにする行為は、バッテリーの寿命を短くさせる原因の一つです。バッテリー上がりの中では一番多い原因であり、ヘッドライトの消し忘れの場合、3時間〜5時間程度でバッテリーが上がってしまうと言われています。
室内灯の場合は、省電力がヘッドライトに比べて少ないこともあり、バッテリー上がりまでに約40時間程度かかります。
また、電気を全て消したつもりでも、半ドアになっていたり、室内灯がついていることがあるので、車を運転した後は、全てのライトが消灯しているのか一度確認しましょう。
原因2:電力の使い過ぎ
車のバッテリー上がりは、ヘッドライトや室内灯だけの電力消費だけで起きるものではありません。エアコンや、ブレーキランプなどの電力の使い過ぎも、バッテリーを大きく消費させてしまう原因です。
車の中でも、一番電気を使うのはエアコンであり、次にブレーキランプ、ヘッドライトとなっています。エアコンやブレーキランプなどの使い過ぎはやめましょう。できる限り使用頻度を抑えることが大切なポイントです。
原因3:車を運転する使用頻度が少ない
電気の使用頻度に限らず、車の使用頻度が少ない場合でも、バッテリーが上がりやすくなる傾向があります。
バッテリーは、全く充電されないままの状態で約2ヶ月〜3ヶ月程放置しておくと、バッテリーが上がりやすくなります。
電気の使い過ぎも良くないですが、車の使用頻度が少ないことも、バッテリーが上がってしまう原因になってしまうのです。
原因4:バッテリーの寿命がきている
エアコンや、ブレーキランプの使い過ぎ、充電がされていない期間が長いなどの原因に当てはまらない場合は、バッテリーの寿命がきている可能性が考えられます。
バッテリーの寿命は使用頻度や環境によって多少の誤差がありますが、約2年〜3年の間で寿命がきてしまうので、定期的なバッテリー交換をおすすめします。
【知っておくと助かる】車のバッテリーが上がった時に使える3つの対処方法を紹介
バッテリーが上がってしまい、車が動かなくなった時はどんな方でも焦ってしまうものです。そんな時に知っておくと助かる対処方法を、3つ用意しました。万が一の場合に備えて、バッテリー上がりの対処方法の知識を理解しておきましょう。
対処方法1:JAFに連絡を入れる
バッテリーが上がってしまった時に一番確実な方法が、JAFに連絡を入れてレスキューを要請しましょう。
日本自動車連盟 (JAF)公式サイト
http://www.jaf.or.jp/
非会員の場合は、昼間の一般道路で12,880円、会員の場合は6,000のお金がかかりますが、バッテリー上がりを修理してくれる便利なサービスになります。
少し高額な費用がかかってしまいますが、自分でバッテリー上がりを直せない方にはおすすめの対処方法です。
対処方法2:ブースターケーブルやジャンピングスターターを使う
救援車が見込める場合は、ブースターケーブルを使用して、バッテリー上がりを対処するのが手っ取り早い方法です。
車は、エンジンをかけると充電を始める仕組みになっているので、エンジンをかけるだけの充電の場合には数分だけで完了します。
ブースターケーブルも、カーショップにいけば、2,000円〜3,000円ほどで購入できるアイテムですので、バッテリーが上がってしまった時のためにも用意しておくと便利です。
対処方法3:バッテリー交換を行う
前回バッテリーを交換した時期から、2年〜3年ほど経過している場合には、バッテリー交換をおすすめします。バッテリーも、月日が経過するほどに劣化していきますので、バッテリーが上がらないためにも定期的な交換が必要です。
エンジンのかかりが悪い、ヘッドライトが暗い感じがする、パワーウィンドウの動きが鈍いなど少しでも違和感を感じた場合には、バッテリー交換を検討した方が後々助かります。
車のバッテリーが上がらないように防止する3つの方法
車のバッテリー上がりを防止するためのポイントが、3つあります。一つ一つの対策方法を理解して、バッテリー上がりを自分自身の力で防止しましょう。
1.定期的にバッテリーを交換すること
車のバッテリー上がりを防止する一つ目の対策としては、バッテリーの保証期間を目安にして定期的に交換を行うことです。
バッテリー上がりはある日当然起こるトラブルです。走行時に異常が感じられない状況の中でも、バッテリー上がりは起きる可能性が、十分にあります。定期的なバッテリー交換を行うと、バッテリーによる問題を確実に減らす事ができます。
2.車を動かすこと
車を定期的に動かすこともバッテリー上がりを防止する一つの解決策です。車をよく利用する方にとっては当たり前のことですが、車があまり利用しない都心にお住いの方は、車を使用する期間が少ない傾向があります。
バッテリーを上がりを防ぐためにも、車の使用頻度が少ない方はエンジンを30分以上かけたままにして充電しましょう。道路を走りたくない方はアイドリングでも構いません。
3.長い期間にあたって車を動かさない時はマイナス端子を抜いておく
何らかの事情で長期間に渡り車を動かさない方は、バッテリーのマイナス端子を抜いておくことをおすすめします。
バッテリーのマイナス端子を抜くことで、バッテリーの電力消費がなくなり、自然発電のみになりますので、抜かないまま放置するよりかはバッテリーが長持ちしやすい傾向があります。
車のバッテリーが上がる原因と対処方法のまとめ
車のバッテリーが上がる原因と、対処方法について解説してきました。記事の内容をまとめると以下の4つのポイントが挙げられます。
・バッテリー上がりの原因にはライトのつけっぱなしが一番多い
・エアコンやブレーキランプなどの使い過ぎもバッテリー上がりを引き起こす一つの原因
・バッテリーが上がってしまった場合にはJAFやブースターケーブルを使って対処しよう
・定期的に車を動かすこともバッテリー上がりを防止する一つの対策方法
バッテリー上がりはある日突然起こる車の故障であり、走行中やエンジンをかけていない状態でも起きる可能性が十分に考えられます。
万が一バッテリーが上がってしまった時に、冷静に対処できるようになるためにも、バッテリー上がりの原因や、対処方法についての知識をきちんと身に付けておきましょう。
あなた自身を助けるためにも、理解して決して損しない情報です。一つ一つの知識を理解して万が一の状況に備える努力をしてください。