水害車は修理できる?費用は?水没したら保険金はおりるの?
水害車は修理できる?費用は?水没したら保険金はおりるの?

※記事内にPRを含む場合があります。

台風や豪雨被害により、自分の車が水没・冠水してしまう可能性があると思います。

 

災害が年々増加中の日本では、不幸にも津波や豪雨被害により、自分の愛車が巻き込まれて、修理もしくは廃車にしなければいけません。

 

自分の愛車が水没した場合、修理するべきなのか、買取してくれるのか、保険金がおりるのかなど、気になる方いませんか。

 

今回は、水害車の修理や費用、保険金について解説します。水害車の修理相場や、保険金について知りたい方は是非参考にしてみましょう。

 

水害車の修理は可能だが、100万円を超える可能性アリ

水害車の修理は可能ですが、修理部分によっては、100万円を超える可能性も十分に考えられます。水害車に多い修理部分を3つまとめました。

 

 

水害車に多い修理部分

①:電気系統に異常がある場合

②:エンジンが起動しない場合

③:シートの上部まで冠水している場合

 

一つずつ詳しくみていきましょう。

修理部分によって修理金額が異なります。

 

電気系統に異常がある場合

車が水没してしまうと、電気系統に異常が発生する可能性が高いです。

 

車の内装には、エンジンコントロールユニットやエアコン部分の電気回線など、様々な電気配当が張り巡らされています。

 

内装の電気配当が水没して故障してしまうと、車は正常に動かなくなってしまいます。

 

最近では、各自動車メーカーが省エネに取り組んでいる影響もあり、電気部品を使用した安全装置が多く搭載されるようになりました。

 

こうした内装部分の装置も、車の駆動部分に大きく関係してきます。電気系統が故障してしまうと修理部分によっては、100万円を超える高額な修理費用が必要です。

 

エンジンが起動しない場合

水が浸水することにより、エンジン部分が動かなくなる可能性があります。

 

エンジンには空気を取り込むエアクリーナーがありますので、エアクリーナーを通して水が浸水してしまう可能性が高いです。

 

エンジン修理は可能ですが、エンジンを分解して整備するオーバーホールと、エンジンを新品やリバルトと呼ばれる中古品に載せ替える必要があります。

 

シートの上部まで冠水している場合

シートの上部まで冠水した車には異臭やサビ、カビや雑菌の発生します。

 

シートの上部まで水没した時のシートには、汚水や泥水を吸い込み、異臭が発生し、冠水したシートが乾くことで、シート内の金具がサビてシートが倒れない、スライドしない原因になります。

 

カビや雑菌が繁殖してしまえば、体に悪影響を及ぼし、様々な病気の原因にもなってしまいます。

 

シートの場合、修理というよりかはクリーニングになりますので、表面的な部分は元通りに回復しますが、乾き切らずに後からサビが出たり、カビが繁殖する可能性も考えられるので、なるべく早いタイミングでクリーニングを依頼しましょう。

 

水害車の修理相場

水害車の修理部分についての修理相場を解説します。

 

水没した車の故障部分によっては、数百万円の大金がかかってしまうことも考えられますので、注意して読み進めていきましょう。

 

電気系統の修理相場

電気系統が壊れた時の、修理相場の目安金額は以下にまとめました。

 

水没した場合の修理部分は、基本的に部品交換になりますので、注意してください。

 

修理するパーツ 修理費用の目安
バッテリー 10,000円〜20,000円
オルタネーター 5,000円〜100,000円
セルモーター 3,000円
スパークフラグ 5,000円
センサー類 10,000円〜100,000円
イモビライザ 10,000円〜30,000円
エンジンコントロールユニット 100,000円〜
ハイブリット車の駆動用バッテリー 150,000円〜

 

電気系統の修理部品は全体的に高額です。

 

水没車の修理には全て交換になりますので、電気系統だけでも30万円以上の金額がかかることも予想されます。

 

エンジンの修理相場

エンジンの修理には、オーバーホール代や、エンジンを新品交換する費用など様々な費用が発生します。修理目安となる相場を以下にまとめました。

 

修理するパーツ 修理費用の目安
オーバーホール 80,000円〜500,000円
エンジン交換 100,000円〜1,000,000円

 

上記のエンジン修理だけを確認しても高額な費用がかかることがわかります。

 

さらにエンジンは、水没しているとマフラーや、車の下部にある部品が水没して故障している可能性も。

 

エンジン部分は、修理する部品の中でも高額な費用になる傾向がありますので、乗り換えた方がお得な場合もあります。

 

シートの修理相場

シートの修理にはクリーニングを行います。

 

クリーニング代は3万円〜5万円の間ですが、表面的な汚れしか取り除けないので、後からサビが出たり、カビが繁殖してしまったりなど、クリーニング代に余計な費用が発生してしまう可能性もゼロではありません。

 

水害車の保険は自動車保険でカバーできる

車やバイクが水没してしまうと、エンジンや電気系統類が故障してしまい、ほとんどの車が「全損」の扱いになってしまいます。

 

全損になった場合に保険は適用されるのか、と心配になられている方もいるかもしれませんが、水害車の保険は自動車保険でカバーできるのがほとんどです。

 

さらに自動車保険の中に「車両保険」を付けている場合には、契約した保証金額を上限として保証金が支払われます。

 

愛車が水没してしまった場合には、早急に車両保険の有無をチェックしましょう。保険証券を忘れてしまった場合は、保険会社に問い合わせると調べてもらえます。

 

廃車する前に「事故車買取のタウ」に相談してみよう

水没した車を廃車にする前には「事故車買取のタウ」を利用してみましょう。

 

事故車買取のタウでは、世界100カ国以上の輸出販売網によるデータと自動車の買取に関するノウハウをにより、年間9万8千台以上の買取実績を実現。水没車や故障者に限らず、状態の悪い車でも買取してもらえます。

 

全国どこでも無料出張査定であり、手数料が無料な買取業社は「事故車買取のタウ」しかありません。初めての事故車売却でも、担当スタッフが丁寧にわかりやすく解説していきます。

 

水没車の買取金額が知りたい方は、ぜひ「事故車買取のタウ」を利用してみてください。

 

事故車買取のタウ公式サイト

 

まとめ

水害車の修理相場と修理費用、保険金について解説してきました。記事の内容をまとめると以下の5つのポイントが挙げられます。

 

・水没車の修理は可能だが、高額な費用は避けられない

 

・電気系統の修理には、他の部品よりも高額な費用がかかる傾向があり、車の買い替えをした方が安く済む可能性も高い

 

・エンジンの故障には、交換も含めて100万円以上の修理費用がかかる

 

・水没車の廃車にお困りの方は「事故車買取のタウ」を利用してみよう

 

・基本的に水害車の保険は自動車保険でカバーできる

 

水害車は修理した方がお得になることもありますが、高額な費用が発生するのは避けられない時もゼロではありません。

 

災害が増えている日本では、いつ豪雨被害や津波、土砂崩れにより車が水没するのか分からない状況です。

 

修理しても費用だけがかかり、修理する価値のないケースもたくさんあります。

 

購入した自分の車が水没してしまうのはショックが多いかと思いますが、もし廃車にする場合には、「事故車買取のタウ」を利用してみましょう。