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レクサスUXは、2018年3月に開催されたジュネーブモーターショーで登場した、コンパクトクロスオーバーSUVです。発売日は2018年冬。
今回はレクサスが世に送り出す新たなクロスオーバーSUVの魅力に迫ります。未だ明らかになってはいない価格やスペックの詳細についても、詳しくご紹介しますね。
レクサスUXはNXのひとつ下にランクされるSUV
レクサスには現在、クロスオーバーSUVに該当する車が3車種ラインナップされています。
まず、レクサスのSUVの中で、最上級のフラッグシップモデルを担うLX。次に、レクサスのミドルサイズSUVという大切なポジションに位置するRX。
最後に、レクサスのSUVの中で最も販売台数が多く、現在エントリーモデルを担っているコンパクトクロスオーバーSUV、NX。
この3車種はレクサスの中でも歴史の浅い車種ですが、今やレクサスの主力モデルとして販売が行われています。世の中がSUVブームということもあり、現在でも順風満帆のレクサスのSUV陣営ですが、レクサスは新たな主力モデルとして、NXに代わるコンパクトクロスオーバーSUVがUXです。
現在のレクサスのラインナップの中では、CTが同じポジションにあたります。UXが新たにラインナップされることで、これまでエントリーモデルとしての役割を担っていたNXは、車格が格上げされることになります。
レクサスUXのエクステリア
UXは2016年に初公開されたUXコンセプトを元に、開発が進められています。UXコンセプトは次世代のレクサスデザインを提案したコンセプトモデルです。
そんな車を元にデザインが煮詰められたUXは、これまでのレクサス車とは一味違う、特別なエクステリアが採用されています。
2012年に初採用して以降、すべてのレクサス車に採用しているレクサスの象徴「スピンドルグリル」は、UXにももちろん採用。大きく開いたグリルはダイナミックで、迫力があります。
また、UXはヘッドライトも次世代のデザインです。3眼LEDヘッドライトと、その上部に配置されたアローヘッド状クリアランスランプ。強さ、逞しさを感じると同時に、美しさも感じます。エントリーモデルとは思えない、精悍なフロントマスクです。
続いて、リアを見てみましょう。リアビューに関してもこれまでのレクサスデザインとは異なる、新たなデザインを採用しています。
横一直線に流れるリアコンビネーションランプ。両サイドのL字に張り出した縦フィンは、操縦安定性を高める役割もあります。車としての性能向上も考慮されたこの独創的なデザインは、高く評価すべきでしょう。
このように、UXのエクステリアは非常に洗練されていることがわかります。
続いて、UXのスペックについて見ていきましょう。
レクサスUXのスペックについて
UXのスペックの詳細をチェックしましょう。未だ不明な点については、考察を交えつつお話させていただきます。
まずはUXのボディサイズを紹介します。UXのボディサイズは全長4,495mm×全幅1,840mm×全高1,520mmです。国産コンパクトSUVとしては、大型の部類に入ります。
全長はミドルサイズSUVのマツダ・CX-5やスバル・フォレスターと大差ありません。また、1,840mmもある全幅は、運転が苦手な人にとっては少しやっかいかもしれませんね。全高は低く抑えられていて、良くも悪くもSUVらしさがないです。
ホイールベースは2,640mmと、コンパクトSUVとしては並みの数値。ホイールは標準17インチで、グレードやオプションによっては18インチが採用されることが明らかになっています。
続いて、UXのパワートレインを紹介します。UXのパワートレインで、現在明らかになっているのは、2.0L直列4気筒エンジンと2.0L直列4気筒エンジン+ハイブリッドシステムの2種類。
このことから、UXに設定されるモデルは「UX200」と「UX250h」であることがわかりますね。トランスミッションは、どちらにもCVTが設定されることになります。
エンジンの最大出力、最高トルクは未だ不明です。ただし、レクサスのエントリーモデルであるCT200hのスペックを考慮すると、UXに高出力のエンジンを搭載することは考えにくいですね。おそらくそれなりに重いであろうボディを、もたつくことなく動かすことができれば十分だと思います。
レクサスUXの価格は約400万円~
最後はUXの車両価格ですが、その前にNX300とCT200hの車両価格を整理してみましょう。CT200hのベースグレードは約377万円です。それに対し、NX300のベースグレードは約440万円。
UXは車格的に、CT200hとNX300のちょうど中間に収まります。それらを考慮すると、UX200のベースグレードの車両価格は400万円前後であることがわかりますね。
まとめ
今回はレクサスの新たなエントリーSUV、UXの詳細をお届けしました。
発売は2018年冬なので、徐々にその素性が明らかになっていくことでしょう。
今流行りのクロスオーバーSUVであること。高級車ブランドであるレクサスの中では、比較的安価な車種であること。内外装ともにクオリティが高く、先進性も十分であること。これらを考慮すると、まず売れないわけがない車です。
レクサス車の中でも、稀に見る大ヒット車種となるでしょう。クロスオーバーSUV市場を荒らし回るUXにご期待ください!