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車一括査定はメリットもありますが、トラブルもいくつかあるのでご注意下さい。
特に以下の4つが報告されています。
- 大量にかかってくる電話
- 強引な買取
- 契約後の減額
- キャンセル料のトラブル
目次
車一括査定に申し込むと大量の電話が!
まず電話ですが、これはトラブルではなく車一括査定の仕組みなので仕方ないことなのですが、申し込み直後に5社~10社ぐらいからかかってきます。電話がかかってくることを知らないとびっくりするかもしれません。
車の一括査定依頼したらめっちゃ電話きてめんどい
— zepet (@zepetg3) 2017年3月11日
仕事用の車の一括査定出したら電話かかってくるのが早すぎ。
— マルワ書店 (@books_maruwa) 2017年3月10日
一括査定見積もりネットから申し込んだら1秒後にBIGなんちゃらからTELあって草www
しかもその間に着歴14だし— maxいとう?? (@max110_brzsti) 2017年3月7日
この電話は、査定相場を教えてくれるためではなく、
実際に「査定させて欲しい」というお願いの電話です。
よって、近いうちに車を売る意志のある方は『査定してもらう日時』を事前に決めておいたほうがいいでしょう。
一方、まだ売る予定がなく査定相場が知りたい場合はそれを伝えれば教えてくれるはずです。しかし、中には強引に買い取ろうと何度も電話してくる買取店もありますので注意が必要です。
電話の連絡を停止したいときは、「まだ売るつもりはない」「すでに売ってしまった」「査定額が知りたかった」などと言えば、それ以降の電話は停止します。電話を無視すると”脈アリ”とみなされて何度もかけてくるので、しっかりと断ることが大事です。
基本的に電話は夜9時~朝8時まではかかって来ない
JPUC(ジェイパック)という、車買取業界の健全化を推進する団体があるのですが、多くの車一括査定サイトはJPUCに所属しているので、そのルールに従うことになっています。
JPUCは消費者の味方ですから、迷惑行為は許されません。電話による勧誘にもルールがあり、
(5)会員は、電話による勧誘については、公序良俗に従い、消費者が不快を感じることのないよう努めると共に、消費者が承諾している場合を除き、夜間から朝にかけて消費者の迷惑となる時間帯(午後9時から午前8時までの間)に電話や訪問による勧誘をしてはならない。
「夜9時から8時までは電話をかけてはいけない」とはっきりと記されています。これは2014年にできたルールなので比較的新しいルールですね。以前はこういったルールがなかったので、買取店は深夜でも早朝でもかけ放題でした。
したがって、車一括査定を選ぶときにはJPUCに属していることが重要になります。
JPUC会員の車一括査定
車一括査定の電話をかかって来なくするには?
車一括査定でトラブルのもとになっている電話ですが、この電話をあまりかかって来なくする方法があります。これにはカーセンサーネットの車一括査定を利用します。
カーセンサーはリクルートが運営する車一括査定で、メリットはいくつかあるのですが一番のメリットは、買取店からの電話連絡が少ないことにあります。
申し込む際に「メールのみで連絡希望」などと入力しておけば、電話はかかって来なくなります。
→詳細はこちらのページへ
強引な買取
悪質な買取店の場合、出張査定に来て、「売ってくれるまで帰りません!」などと言って何時間も粘られることがあります。
これは明らかにルール違反ですから、相手をする必要はありません。こういった強引な買取に合わないようにするには、複数の買取店を同時に呼んで買取額を競争させるのがベストです。
例えば、査定が終わったら一人ずつ買取額を口頭で言ってもらいセリにかけます。50万…55万…60万と、どんどん値段が上がっていきますから、最後に一番高値をつけた買取店に売ります。
これをすれば買取店も諦めがつきますから、すぐに帰ってくれるでしょう。しかもこの方法は高く売れるのでおすすめです。
車売却後に減額される
さらに、車一括査定のトラブルでたまにあるのが減額請求です。
減額請求とは、買取契約後に車にキズや修理歴などが見つかったなどとして減額されるケースです。キャンセルの依頼をすると違約金を請求されるので問題になっています。
車の査定は、プロの査定士が約30分で車の状態をチェックし査定額を算出します。
確かに、限られた時間の中で修復歴やキズやエンジンの状態、走行距離のメーター戻しなどはないか、などチェックすべき項目はたくさんあります。
しかし、あとで車に不備がみつかってもユーザーに責任を負わせるのはいかがなものなのでしょうか。不備が見つかったのならそれは『査定士のミス』です。その損失は査定した会社が追うべきではないでしょうか。
減額請求に合わないようにするには?
では、減額請求に合わないようにするにはどうすればいいのでしょうか。
まず、契約する前にキャンセルはできるのか、キャンセル料はかかるのかを聞いておきましょう。これを確認しておけばあとでトラブルになることはないでしょう。
特に、いくつかの買取店で査定してもらい、見積もりが出揃った段階で、1社だけ飛び抜けて高い査定額を提示していたら注意です!後から減額する気でふっかけている可能性があります。
もし、ガリバーやビッグモーターであれば、クレームガード保証という減額防止制度があるので、それに加入してもいいかもしれません。クレームガードの料金は車種にもよりますが約1万円前後です。
ちなみに、カーセブンは契約後に減額はしないと宣言しています。
また、以前に事故を起こしたことがあったり、修理歴がある場合は事前に話しておきましょう。もし修理歴があるのにそれを隠していて、後からその事実がわかった場合、その責任は売る側にありますので注意が必要です。
キャンセル料のトラブル
契約後にキャンセルするとキャンセル料が発生したというトラブルですが、
JADRI会員の買取店ならば翌日までのキャンセルならキャンセル料は支払う必要はありません。
JADRIにはそういったガイドラインがありますので、買取店に言えば大丈夫でしょう。
JADRI加盟店に査定してもらう!
車一括査定でトラブルに合わないようにするには、なるべくJADRI(ジャドリ)加盟店である買取店を選ぶことです。
JADRI(一般社団法人 日本自動車流通研究所)とは、中古車業界の健全な活動を推進する業界団体のことで、現在のところ約50社の中古車買取店が加盟しています。
JADRIに加盟するには非常に厳しい審査基準を満たさねばならず、設立間もない実績のない会社が簡単に入会できるものでありません。逆に、加盟しているということは優秀な買取店という証明でもあります。
そしてJADRI加盟店であれば、『契約後による減額の禁止』というルールがあるためユーザーは安心して取引できます。よって、車の買取を行う場合はなるべくJADRI会員の会社に依頼することをおすすめします。
でも、どこがJADRI加盟店なの?
JADRI加盟店をわざわざ調べる必要はありません。
ナビクルという一括査定は、
すべての買取店がJADRI会員です。
<主なJADRI加盟店>
・ガリバー
・アップル
・ビッグモーター(ハナテン)
・カーセブン
・カーチス
・ソッキン王
・カーコンビニ倶楽部
・ジャック
買取店が厳選されているため、登録されている数は約50社と少ないのですが、すべてが信頼できる会社なので安心して利用できます。
申し込み後、すぐに買取価格が表示されるので、今いくらで売れるのかすぐに分かります。