新型レクサスLSとメルセデスベンツSクラス比較!

※記事内にPRを含む場合があります。

2017年10月、新型レクサスLS500/LS500hがフルモデルチェンジして発売されました。5代目に突入した新型LSですが、レクサスのフラッグシップ・セダンとして更に風格を増したような感じがします。

 

新型LSのセダンでありなら、クーペを思わせる美しいボディラインはどのように誕生したのでしょうか?

 

ライバルとしてよく登場する「メルセデスベンツSクラス」と比較しながらご紹介します。

レクサス新型LSのエクステリアの進化について

新型レクサスLS
これまでのセダンのイメージを覆すクーペのようなデザインは、GA-Lプラットフォームによって実現。

 

低く抑えられたスタイリングに加え、20インチのホイールを採用したグレードもあり、風格が増しました。

 

全体的にはフロントからリヤまで突き抜けるストレートなボディラインと張り出したフェンダーによって構成された美しいデザインに仕上げました。

 

フロントマスクは、低いフロントフードやメリハリがあるフェンダー、迫力満点のスピンドルグリルなどによって、威厳を感じる表情に仕上がりました。

 

リヤマスクは、サイドから繋がるデザインにより伸び伸びとしており、リヤコンビランプをメインにスピンドル形状を採用することで、ワイド&低重心を演出。
新型レクサスLS
新型LS 500の全長は5235mm、全幅は1900mm、全高は1450mm、車両重量は2150kgとなっています。

 

メルセデスベンツS400の全長は5125mm、全幅は1900mm、全高1495mm、車両重量は1970kg。
若干Sクラスのほうが全高は45㎜高いですが、両車はほぼ同じサイズのボディです。車両重量は、新型LS500はS400に比べ、180㎏重いです。

レスサス新型LSのインテリアの進化について

新型レクサスLS
新型レクサスLS
インストルメントパネルのメーターフードは低く抑えることで、パッセンジャーシートまで美しいラインが連続しており、視界も良好。

 

コンソール・アームレストは、シートとの一体感が感じられ、安らぎを演出しています。
ステアリングやシフトノブの表皮は、職人によって細部まで作り込まれました。

 

行燈のようなやわらかな光を放つアンビエントイルミネーションによって室内空間に広がりと趣をプラスしました。

 

新型LS 500の室内長は2145mm、室内幅は1615mm、室内高は1160mmとなっています。
ただ、Sクラスは、室内長、室内幅、室内高のデータは公表しておらず、試乗でのチェックとなります。

レクサス新型LSのパワートレインの進化について

レスサス新型LSのパワーユニットにはV型6気筒3.5?ツインターボエンジンとV型6気筒3.5?マルチステージハイブリッドシステムが用意されています。

 

V型6気筒3.5?ツインターボエンジンは、驚く程の静粛性やフラットなトルクを実現し、爽快な走りが堪能できます。

 

高速燃焼を実現するために、ボア・ストロークの適正化した上、吸入効率を向上させたり、燃焼室内の気流を強化したりしました。

 

更にツインターボを追加することで、低燃費と高出力を実現しました。
このエンジンに組み合わされるDirect-Shift 10ATの変速速度は世界でもトップクラスで、テンポの良い変速と運転手の意思に応じたギヤのセレクトが可能となっています。

 

一方、V型6気筒3.5?マルチステージハイブリッドシステムは、LC500hのハイブリッドシステムを独自に進化させてものです。

 

高回転にチューニングされたエンジンと走行用モーターをコントロールすることで、低速から、パワフルなトルクを発揮。

 

全速度粋で最も効率が良くシステムが作動するポイントをセレクトし、EV走行のエリアまで広げることで、優れた走行性能と低燃費を発揮。

 

10段変速制御を採用することで、全ての走行シーンで、運転手の意のままにエンジンの回転数を変え、レスポンスのよいモーターでアシストします。エンジンの吹き上がりと加速のイメージがよくマッチしており、スムーズかつ伸びやかな走行が可能です。

 

新型LS500の最高出力は422ps(310kW)/6000rpm、最大トルクは61.2kg・m(600N・m)/1600~4800rpm、燃費(JC08モード)は10.2km/lとなっています。

 

メルセデスベンツS400の最高出力は367ps(270kW)/5500~6000rpm、最大トルクは51.0kg・m(500N・m)/1600~4000rpm、燃費(JC08モード)は10.5km/lとなっています。

 

新型LS500はS400と比べて、パワーありますが、燃費についてはほぼ同じです。

まとめ

レクサスの新型LSをご紹介してきましたが、クーペのような流れるフォルムは新しいプラットフォームによって創り上げられ、レクサスのフラッグシップ・セダンらしい室内空間は職人の技や日本に昔からある行燈をイメージした内容が使われています。

 

ライバル車のメルセデスベンツSクラスと比較しても、新型LSのほうがハイパワーでありながら優れた燃費も実現。これからレクサスの新型LSを購入する人の参考になれば幸いです。