車売却:4つの注意点!悪徳買取店にだまされない売却方法。

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車を高く売却したい方、車売却時の流れ、おすすめの車売却方法、買取店の営業トーク、テクニックなどについて他のブログでは書かれていない事実だけを解説します。

 

筆者は過去20年で約10回の車売却の経験があり、毎回、買取相場よりはるかに高く売却することに成功しています。

 

 

最近ではネットに良質な記事が増えたため、売却時の知識は上がっていますが、それでも車を売却するユーザーの買取知識は不足しています。そのため買取店はやりたい放題で、100万円で買取できる車を20万円で買取(仕入れて)売却しています。

 

「情報弱者(情弱)」という言葉あるように、知らないと損することが世の中には溢れています。例えば、携帯代に月1万円前後支払っている、という方も多いと思いますが、格安スマホにすれば月額2000円前後にできます。毎月8000円もカットできるので年間だと96000円の節約です。

 

では、なぜみんな格安スマホにしないのでしょうか?答えは簡単で、「知らないから」です。ほとんどの一般人はその価格が高いとも思わず、みんなドコモだからauだからという理由で毎月高いお金を支払っているわけです。格安スマホという言葉は聞いたことがあっても、「どうやるのかわからない(調べない)」「めんどうだからやらない」ので、搾取されていることすら気づかない。

 

ちなみに、携帯代金のプランが複雑なのも情弱を騙すテクニックです。シンプルだと高いのがバレるのでわざと複雑にして「安くなった新プラン発表!」などと言って一見安くなった印象を与えています。

 

さて、話を車の売却に戻しますと、基本的に買取店の営業マンは「情弱から」安く買い取ろうとしますので、買取店にカモにされないために「4つの注意点」をご紹介します。

 

 

『彼を知り己を知れば百戦殆うからず』というように、戦う相手のことを熟知していれば負けることはありません。相手、つまり買取店がよく使うテクニックを知れば、安く買い取られることはありません。この記事を読んで「情強」になって高く売ってください。ついでに「悪徳買取店の手口」も解説します。

 

 

車売却の3つの方法

車の売却方法

まず、車を売却するには主に「3つの方法」があり、それぞれの特徴を知っておきましょう。

 

  1. ディーラー下取り
  2. 買取店に売却
  3. ネットオークションで売却

 

① ディーラー下取り

ディーラーに、新車購入と引き換えに愛車を売却すること。

 

新車と交換なので、新車が納車されるまで愛車に乗り続けることができます。手続きが簡単で、税金の還付も確実にしてくれます。もっとも安心できる売却方法です。

 

 

② 買取店に売却

ガリバーなどの中古車買取業者に売却すること。

 

複数の買取店をしっかり相見積もりすれば、ディーラー下取りも高く売ることができます。買取店の信頼性は玉石混交で、自動車税などの税金が還付されなかったり、契約後に減額されることもあるので、ある程度慎重に見極める必要があります。

 

 

③ ネットオークションで売却

ヤフオクなどのネットオークションで売却すること。

 

オークションにより価格が釣り上がるので、上記2つの方法よりも高く売れる可能性があります。しかし、相手が個人の場合リスクが伴います。名義変更がされず、毎年4月1日の自動車税を自分で支払うことになったり、車の引き渡し後に何らかの理由で返金を要求されるなど。オークション初心者や、車に詳しくない方は避けるのが無難でしょう。

 

 

他にも、(あまり一般的ではありませんが)友人や知人に売却する方法もあります。この場合のメリットは、売値を自分で決められるので相場より高く売れるということ。相手も中古車店より安く手に入り双方にメリットがあります。

 

ただ、個人間の売買はトラブルになりやすいので、あまりおすすめではありません。例えば、名義変更や自動車税、自賠責保険の支払い、故障した場合のクレームなど、のちのち面倒なことになりがちだからです。

 

―― ここからが本題になります。

 

車売却時に注意すべき4つのポイント

車の査定

1.ディーラー下取りより買取

「ディーラー下取りより買取店のほうが高く売れる」

 

これはネットの車買取サイトでもさんざん言われていますが事実です。ディーラーは新車販売がメインであり、下取りは新車購入を促すおまけのような存在。例えば、トヨタディーラーに(欲しくもない)日産の軽自動車を持ってこられてもディーラーは困ってしまいます。多くの場合、買取店に売却するほうが高く売れます。

 

ただし例外として、年式10年以上走行距離10万キロ以上のクルマを下取りに出す場合はディーラーが有利です。車種にもよりますが、このような古い車だと「市場価値はほぼゼロ」なので買取店へ持っていっても0円査定になります。

 

一方ディーラーの場合、自社工場で安く整備し販売できるのはもちろん、新車購入支援の意味合いで下取り車を5~10万円以上で買い取ることも可能です。

 

年式が古い車はディーラー査定も受けることをおすすめします。

 

 

2.買取店の店舗に査定に行ってはいけない

先ほど「ディーラーより中古車買取店が高く売れる」と書きましたが、買取店はディーラーをライバルと見ていません。買取店がもっとも恐れるのは「競合するライバル買取店」です。

 

『買取店をできるだけ多く競合させる、比較すれば高く売れる!』このことは一般ユーザーでも知っているため、近所の買取店にふらっと査定に行きがちですが、実はこれが大きな間違いなんです。

 

 

買取店に査定に行くとどうなるのでしょうか。買取店は他のライバル店と比較されることを嫌がりるため「即決」を迫ります。

 

「他へ行っても同じですよ」

「査定したんだから売ってもらわないと」

「いくらなら売ってもらえますか?」

 

などと営業マンお得意の営業トークでうまく丸め込まれて、今日売るつもりはなかったのにその場で売却‥。営業マンひとりひとりには厳しいノルマが課せられているため(特にフランチャイズ)、あの手この手を使ってお客を落としにかかります。

 

実際に筆者も店舗に何度か行ったことはありますが、査定を受けたら断れる雰囲気ではありません。よっぽど強い意志がある方でないと、その場で売ってしまう可能性が高いです。もちろん良心的な買取店もありますが、ごく一部だと認識したほうがいいでしょう。

 

よって、査定のために買取店に行くことは大げさに言えば「百害あって一利なし」。ではどうすればベストなのか。

 

車一括査定サイトを使って、3社以上の買取店を出張査定に来てもらうだけです。これはとても重要なことなので後述します。

 

 

3.買取店の悪質なテクニックを知る

悪徳な車買取業者に注意

 

愛車の査定を受ける前に「悪徳買取店の特徴やテクニック」を知っておけば買い叩かれることはありません。最近は減りましたが、いまだに悪徳買取店は存在します。査定時に以下のような手口を使ってきたら悪徳業者の可能性があります。

 

① 強引な買取

出張査定で「売ってくれるまで帰りませんよ」などと何時間も居座って強引に買い取ろうとします。買取額に納得できれば売ってもいいですが、納得出来ない場合、相手の言い分に折れて売ってしまうことが最悪のパターン。こうなったら毅然とした態度で断りましょう。

 

そもそもこのような悪徳業者は見た目や態度で見分けが付きます。服装に乱れがあったり、言葉遣いがやけに馴れ馴れしかったり、他店や愛車の悪口ばかり言ったり、名刺を片手で渡してくるなど。「なんか、このひとには売りたくないな」と直感で思ったらすぐに断って大丈夫です。時間を無駄にする必要はありません。

 

② 契約後に減額する

何社か見積もりをもらって「1社だけ」やけに高額な買取価格だった場合、注意が必要です。契約後に減額する可能性があります(最初から減額する前提で査定しています)。

 

国民生活センターに寄せられた件を例に取ると、『車を引き渡し後、検査をしたら事故車と判明。査定額が半額にされた』というもの。その後、返金を希望すると「キャンセル料」をとられるケースです。これは、再査定、減額請求とも言われる悪徳業者の常習手段。このトラブルを未然に防ぐために、買取額が不自然に高い場合は「あとで減額することはあるのか」聞いておきましょう。

 

 

③ 税金の還付がない

自動車税、リサイクル費用などの税金は、車売却時に還付されることが通例ですが、悪徳業者はユーザーが何も指摘してこなければ、そのまま税金を持ち逃げします。大半の場合、これら税金は査定額に上乗せされていますが、されてない場合は別途還付されるのか必ず確認してください。

 

 

4.悪徳買取店にあわないために

車の売却は車一括査定サイトがおすすめ

 

さてここまで悪徳買取店の特徴やテクニックを見てきました。そもそも「このような悪徳業者にあわないで査定する方法」があるのでそれを解説します。

 

悪徳業者にあわないようにするには、個別に査定するのではなく、車一括査定サイトを経由することで解決できます。

 

車一括査定とは『最大10社にまとめて査定できる無料サービス』ですが、大手の車一括査定サイトには厳しい審査と買取ルールが設定されており、ユーザーに迷惑をかける悪徳業者は登録できません。登録できたとしてもユーザーからクレームがあるとすぐに退会させられるので、残っているのは「優良買取店だけ」なのです。

 

「大手の車一括査定サイト」を使うメリットは悪徳業者を避けること以外に、買取店が多いので高く売れるということ。

 

例えば無名の車一括査定の場合、買取店が少ないので競争させて査定額を上げることができません。地方にお住まいの方なら買取店が一軒もないことも。また、全部の買取店が裏でつながっている可能性があり、その結果、談合されて安く買い取られるのです。

 

大手の車一括査定サイトには、カーセンサー、ズバット車買取、カービューなどがありますが、筆者が車を売る場合は、ほぼ100%カーセンサーの車一括査定を使います。

 

なぜならもっとも高く売れるからです。カーセンサーが提携する買取店の数は約1500社以上。他の車一括査定サイトは200社以下なので、圧倒的に多いことがわかります。買取店が多ければ多いほど査定額はアップするので、単純にカーセンサーが一番高く売れます。

 

車一括査定サイト比較

名前提携会社査定数
カーセンサー1500社30社
ズバット車買取200社10社
カービュー200社8社
車査定比較.com200社10社
車選び.com200社8社
楽天100社10社
かんたん車査定50社10社
一括査定.com50社10社
外車王1社1社

 

有名どころのガリバー、カーセブン、カーチス、ビッグモーター、ラビット、アップルなど、ほぼすべての大手買取店が揃っています。大手買取店は、豊富な資金力により「買い取るチカラ」がありますので外せません。

 

また、小さな買取店や板金業者、新車ディーラー、廃車業者、輸入車買取店なども車種によっては高く売れることがありますので、相見積もりする時は大小の買取店を混ぜるようにしましょう(少なくとも3社以上は必要です)。このように、あらゆる種類のクルマに対応しているのもカーセンサーの強みです。

 

カーセンサーの車一括査定

 

以上のことをまとめると――

悪徳業者を避けるには「大手の車一括査定サイト」を使うこと。中でもカーセンサーが最もおすすめ。

 

なぜなら、

  • 買取店の数がもっとも多い
  • 悪徳業者がいない
  • 高く売却できる
  • リクルート運営で信頼できる
  • 買取店を選べるので不要な連絡がない

 

などの理由があるためです。

 

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