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2019年7月18日に、マツダはコンパクトカーとして高い人気を誇るデミオの車名を、マツダ2(MAZDA2)へと変更させました。
最近では、アクセラからマツダ3に、アテンザからマツダ6へと、次々に車名が統一されています。国産車として最も長い歴史を記録したデミオですが、マツダ2に車名を変更したことで、特徴や価格、燃費性能はどのように変わったのでしょうか。
また、デミオとマツダ2の決定的な違いは何なのか。新型マツダ2の特徴や、価格、燃費について解説します。新型マツダ2が気になる方は、是非とも参考にしてみてください。
目次
新型マツダ2の特徴はコレだ!社名変更後のまとめ
日常をより豊かにする、上質なパーソナルカーをコンセプトに、デミオから車名を変更した新型マツダ2は、生活の中で感じる質感に、強くこだわった車です。
デザインやクラフトマンシップなど、目で見る楽しさに加えて、操縦安定性や乗り心地、静寂性といった走行性能にこだわりました。クロームパーツが使用された外観は、新型マツダ2に高級感と美しさを与えています。
グレードとしては、ガソリンエンジンと、ディーゼルエンジンの2種類を用意しており、マツダが独自開発して作られた「SKYACTIVエンジン」が、全車標準装備されている特徴があります。トランスミッションとしては、6MTと6ATの2種類から選択可能です。
・全長:4,065mm
・全幅:1,695mm
・全高:1,500mm〜1,550mm
・エンジン種類:直列4気筒1.5Lガソリンorディーゼルターボ
・出力:111ps/14.4kgm
・トランスミッション:6速AT or 6速MT
・駆動方式:FF or 4WD
6速AT・MTを装備したトランスミッション
新型マツダ2には、1.5Lのガソリン、またはディーゼルエンジンの2種類が用意されています。
トランスミッションには、6速ATと、6速MTのパワーユニットが搭載されたことにより、滑らかな走りと、快適な乗り心地を実現させました。新構造となるフロントシートでは、頭がかぶれにくくする効果があります。
マツダ・レーダー・クルーズ・コントロールを全車標準装備
新型マツダ2では「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール」を、全車速追従機能としており、夜間視認性を向上させる、ヘッドライトのLEDライト(アダティブLEDヘッドライト)が搭載されています。
車名を変更したことにより、デミオ以上の走行性能と安心、安全サポートを充実させる機能が充実しました。
新型マツダ2の価格や燃費性能が気になる
人々の、様々な生活スタイルに合わせた新型車として、デミオから車名が変更されたマツダ2ですが、価格、燃費性能はデミオを比べて、どのような違いがあるのでしょうか。詳しくみていきましょう。
価格は154万円からスタート
新型デミオの価格は、154万円からとなっています。車名変更前のデミオと比較してみると。金額面に変わりはありませんが、上位グレードになるほど、金額が高く設定されています。
新型マツダ2のグレードや、ガソリン、ディーゼルごとの価格をまとめてみました。
【新型マツダ2の価格】
・15S:2WD(6MT/6AT):1,544,400円、4WD(6AT):1,749,600円
・15S PROACTIVE:2WD(6MT/6AT):1,663,200円、4WD(6AT):1,868,400円
・15S PROACTIVE S Package:2WD(6MT/6AT):1,868,400円、4WD(6AT): 2,073,600円
・15S L Package:2WD(6MT/6AT):2,052,000円、4WD(6AT):2,257,200円
・15MB(モータースポーツベース車):2WD:6MT 1,620,000円
・XD PROACTIVE:2WD(6MT/6AT):1,954,800円、4WD(6AT):2,160,000円
・XD PROACTIVE S Package:2WD(6MT/6AT):2,116,800円、4WD(6AT):2,322,000円
・XD L Package:2WD(6MT/6AT):2,413,800円、4WD(6AT):2,619,000円
優れた燃費性能
新型マツダ2の燃費性能は、新燃費規格であるWLTCモードで発表されたことにより、実燃費に近い数値を示しています。
気になる新型マツダ2の燃費数値ですが、1.5Lガソリンエンジンでは19.8km/Lであり、1.5Lディーゼルエンジンでは25.2km/Lと、ディーゼルエンジンの方が燃費数値が優れています。
1.5Lガソリン車には、電装品を使用して減速エネルギーを吸収する「i-ELOOP」が搭載されており、実燃費に近い現実的な数値に改善されました。
【新型マツダ2の燃費(WLTCモード値)】
複合:19.8km/L
市街地:15.8km/L
郊外:20.4km/L
高速道路:21.7km/L
複合:25.2km/L
市街地:23.3km/L
郊外:25.0km/L
高速道路:26.3km/L
新型マツダ2とデミオの違いは〇〇にあり!
デミオの車名を、改めてマツダ2へと車名を変更した新型マツダ2ですが、外観からどちらの車なのか判断することが難しくなっています。
2つの車を比較した中でも、明らかに違うポイントとしては、フロントバンパーの形状と各部品にあります。新型マツダ2のフロントバンパーは、デミオと比べて形状が全体的に新しいデザインとなっており、マツダ6に近い雰囲気を出しています。
また、ヘッドライト、グリルなどの各部品も大幅に変更されました。ハッチバックとセダンなどの、ひと回り大きいボディサイズを持つマツダ3に比べて、外観サイズだけで車を判断することは難しいでしょう。
新型マツダ2の特徴や価格、燃費についてのまとめ
新型マツダ2の特徴や価格、燃費性能、デミオとの違いについてまとめてきました。記事の内容をまとめると以下の5つのポイントが挙げれます。
・新型マツダ2は、デミオを車名変更させた新しい車である
・日常をより豊かにする上質なパーソナルカーをコンセプトに、生活の中で感じる質感に強くこだわった車になっている
・価格的にはデミオと変わらないが、WLTCで表記された燃費数値や「i-ELOOP」により、実燃費に近い数値を記載してある
・スポーティー性を強く意識したデミオから車の質感を重視するマツダ2へと開発するコンセプトを変更した
・新型マツダ2を、外観だけでデミオと判断するの難しいことだが、フロントバンパーのデザインに明らかな違いがある
2019年に入って以来、アクセラからマツダ3、アテンザからマツダ6へと次々に海外の車名を統一させたことにより、マツダブランドを世界中に強く印象付けることに成功させました。
車名を変更した中でもデミオは、国産車として最も長い歴史を持つロングセラー商品になっています。車名を変更したことで、マツダ車の売り上げにどのような影響が出るのかわかりませんが、これまでとは一味違った新型マツダ2を楽しんでいきましょう。
長い歴史を持つデミオから新たな歴史へと変わる瞬間です。是非この機会に一度、マツダ2に乗車してみてください。