車一括査定とは、愛車の情報をフォームに入力することで、複数の中古車買取専門店からまとめて査定できる無料サービスです(一括見積もりサイトとも呼ばれます)。
約10社まで査定依頼を出すことが可能で、カーセンサーでは30社まで査定可能。
簡単に買取額を比較することがメリットで、ディーラーの下取りよりも高く売ることができます。エイチームが運営するかんたん車査定ガイドによると、ディーラー下取りに比べて、車一括査定は平均して16.5万円高く売れることがわかっています。
かんたん車査定ガイドによる下取りと車一括査定の買取価格の差
本来、車一括査定は複数の買取店に査定依頼を出すためのサイトですが、中には買取相場を表示する車一括査定もあります(かんたん車査定ガイド、ズバット車買取比較など)。ですが、車一括査定はあくまでも査定依頼を出すサイトです。買取相場を調べるのであれば、グー買取がおすすめです。
主な車一括査定サイトは以下の通り。

<買取業者の数が多い順>

  1. カーセンサー(1000社)
  2. カービュー(300社)
  3. ズバット車買取(200社)
  4. 楽天(100社)
  5. かんたん車査定ガイド(50社)

こうしてみると「カーセンサー」がダントツで多いのがわかります。一括査定では競合が多いと買取価格も高くなるので、高く売るならカーセンサーが一番です。
一方、一番少ない「かんたん車査定ガイド」は50社だけですが、すべてがJADRI会員の優良買取業者なので買取店の”質”を重視するならおすすめです。

車一括査定を利用すると高く売れる理由

車一括査定に登録している中古車買取店には、ガリバーアップルカーセブンカーチスビッグモータージャックT-UPラビットなど大手買取店から、地元密着の買取店まで幅広くあり、それぞれ販売ルートが異なるため価格差が生まれます(自社の販売店で売りに出す店舗、業者オークションに出品する業者、海外輸出で販売する業者など)。
買取店によって、得意、不得意な車種があるため、どこが一番高価買取できるのかは、実際に査定してもらうまで誰にもわかりません。車を高く売ろうと思ったら、1店舗では難しく、複数の買取店への査定がおすすめです。
車一括査定では、買取店が1つのパイを取り合う形になるため、必然的に競争となり買取価格は上昇します。これはオークションに似たシステムで、高値をつけなければ買い取れないので、ユーザーにはメリットが大きいサービスなのです。

車一括査定の流れ

車一括査定の申込みから売却までの流れを見ていきましょう。
車一括査定サイトから、メーカー名、車種名、走行距離、車検時期、などの愛車情報と、住所、氏名、電話番号、メールアドレスなどの個人情報を入力します。
ズバット車買取比較の申込画面。車の情報を入力
ズバット車買取比較の申込画面。個人情報を入力
入力が終わったら、査定を依頼する買取店を選びます(不要な買取店はチェックを外す)。
ズバット車買取比較の申込画面。買取店を選択
送信すると、チェックした買取店に情報が送信され、電話やメールで連絡があります。
この連絡は、買取相場や車の状態の確認、出張査定の約束などです。
後日、自宅などで査定を受けて、一番高値をつけた買取店に売却します。

車一括査定に申し込む前に準備する3つのこと

車一括査定に申し込む前に準備していた方がいいものはいくつかありますが、特に以下3つは抑えておきましょう。

走行距離、年式、車検時期を把握

申し込む際に入力するのでこれはある程度調べておきましょう。
ただ、入力は正確である必要はなく、大体で大丈夫です。

愛車の売却時期

これは査定の際に聞かれると思います。
買取店は、買い取った車をオークションで転売しますが、実はオークションでいくらで落札されるのかはすでに把握しています。
その落札価格をもとに査定額を決めるので、ユーザーが早く売ってくれれば高く買い取れるわけです。
当然、3日後にオークションに出すのと1ヶ月後では落札価格は全く違いますから、早く売ったほうがユーザーにとってはお得です。
例えば、1週間以内に売却可能であれば、査定士の目の色が変わり査定額も上がりやすくなります。
そういった意味で愛車の売却時期は決めておいたほうがいいでしょう。

査定を受ける日時

実際に査定を受ける日時を決めておいたほうが、スムーズに事が運びます。
日程は2日も3日もかける必要はなく、1日で充分です。
同じ時間に複数社を呼んでもよし、1時間ごとに来てもらうのもいいでしょう。
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車一括査定の仕組み

ここからは車一括査定の裏側の話になります。気になる方はご覧ください。
車一括査定はなぜ無料なのでしょうか?ユーザーは無料ですが、実は買取店は一括査定サイトの運営会社に数千円の登録料を払っています。
買取店はユーザーから車を買い取ってオークションに売却することで利益を得ているので、買取できないと赤字です。だから申込があると即座に電話をかけてアポを取ろうとするんですね。
この電話が遅れるとどうなるかというと、ライバル店がアポを取ります。また次のライバル店もアポを取ります。
……こうやって何社もアポを取るとユーザーはだいたい4社目以降はアポを取らなくなります。多すぎて面倒ですからね。
だからアポは早ければ早いほど有利。
車一括査定に申し込むとすぐに電話がかかって来るのは、そういう理由なんです。

複数社の査定は一発勝負で!

さて、ここからはさらにディープな話になります。
一括査定の電話の内容は出張査定のアポ取りなので、ユーザーは数社と査定日の約束をします。
この時、各買取店を別々の日に約束することがよくありますが、この方法はあまりおすすめしません。
なぜなら、面倒な駆け引きに巻き込まれるからです。
例えば、1日目はカーチス、2日目はガリバー、3日目はアップル…というように別々にすると色々と面倒なことが起こります。それが駆け引きです。
1日目のカーチスが査定に来ました。「他の買取店さんには見せてもらいましたか?」などと聞かれると思います。あなたは「いや、御社が最初です」と言うでしょう。
この査定士は15分ぐらい査定しますが、査定額は言わないでしょう。言ったとしても曖昧な金額です。この査定士は他社の査定額はいくらだったのかが知りたいのですが、最初だったので査定額をズバリ言えないのです。
なぜなら、例えば「100万円ぐらいですねぇ」と言えば、それが基準になります。あとで他社が120万円だったら、買い取れませんよね。
「80万円~120万ぐらいです」と言っておけば、まだ可能性が残されます。
そして、査定士は必ずあなたにこう聞いてくるでしょう
「だいたいおいくらぐらいでお考えですか?」
実は、この質問がユーザー(あなた)にとって最も危険なんです!
この質問にあなたが答えれば、それが納得してもらえる金額として査定士は考えます。
「う~ん、100万円を超えればいいかなと…」
これを言ってしまうとジ・エンドです。。。
実は、この金額を聞き出すことが査定士にとって最大の目的でもあるのです。
これがわかればしめたもの、あとはあなたにお得感を与えてできるだけ安く買取するだけです。
ホントは130万円で買取できたのに。
こうならないためにも、希望価格は内緒にしておいたほうがいいでしょう。
質問されても具体的な金額は言わず、
一番高い見積もりを出してくれるところに売ります」と言いましょう。
これで足元を見られることがなくなります。
さて、こういった駆け引きは車買取業界では日常的ですが、
これはユーザーにとっては時間の無駄でしかありません。
では、どうすればいいのか
駆け引きをしなければいいのです。
やり方は簡単、買取業者を同じ日、同じ時間に呼んで、
査定させましょう(業界では一発勝負と呼ばれています)。
そして名刺の裏にでも金額を書いてもらって、一番高い金額を出した会社に売る。
この方法だと買取業者は駆け引きができず、一発で買い取れる金額を提示しなくてはいけません。
だから高く売れるのです。この方法を使っているユーザーはほとんどいません。こんなテクニック知りませんからね。
ここまで読んで下さったあなたには是非高く売って欲しいと思います。
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