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当サイトでも紹介している車一括査定は、最大10社の車買取店にまとめて査定できる無料サービスです。
家に居ながらにして査定額を比較できたり、業者の競争により見積り額がアップするといったメリットがありますが、一方で、電話やメールが大量に来る、複数社との交渉に時間がかかる、などのデメリットがあるのも事実です。
そんな一括査定のデメリットを改善した全く新しいクルマの売り方、『ビッドナウ車買取』を紹介します。
ビッドナウ車買取とは
ビッドナウ車買取は、月間6300億インプレッションの国内最大級のマーケティングプラットフォーム(広告枠)をもつ株式会社フリークアウトが開始した、LINEを使ってクルマを売ることができる新サービス。
LINE上で必要事項を入力することでユーザーと買取業者をつなぎ、一括査定のように査定額を比較、売却、さらには車の新規購入相談もできます。
中間業者が存在しないため、ユーザーは一括査定よりも高く売却することが可能で、買取業者は安く買取することができ、双方にメリットがあるのが特徴です。
事前のトライアル版では、複数社の見積り金額に2倍の差が出たとのことで、一括査定よりも価格差がありそうです。
車一括査定の課題
中古車の市場規模は3兆円以上と言われ、そのなかで車一括査定はユーザー獲得の重要な経路となっています。
当サイトでもカーセンサーやナビクルなどの車一括査定サイトを紹介していますが、筆者は車を高く売るためには車一括査定を経由することは必須だと考えています。
ただし、冒頭でも述べたように車一括査定は電話が大量にかかってきたり、査定員との交渉が面倒といったデメリットがあり、万人に進められるものではないとも思っています。メールやチャットの方が精神的負担が少なく、短時間で売却できます。
ビッドナウ車買取は、電話がかかって来ない車一括査定といえるので、「車を高く売りたい‥けど車一括査定は電話がかかってくるし‥」という方におすすめです。
ビッドナウ車買取のはじめ方
ビッドナウ車買取を利用するには、LINEで友だち追加をし、チャットボットの質問に答えるだけのシンプルなもの。
車を売却する場合、LINE上で車種、メーカー、グレード、走行距離、などの質問に回答する(かかる時間は約45秒)、すると複数の買取業者から査定額が提示される仕組みです。
気になる業者がみつかれば個別にやり取りして、売却するという流れです。現在のところ査定の連絡が来るのは最大4社までとのことですが、4社もあれば充分ですね。ユーザーは無料で利用できます。
利用可能エリアは、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、山梨県、愛知県、大阪府、兵庫県のみ。まだスタートしたばかりのサービスなので、現在は首都圏が中心のようですが今後エリアを徐々に拡大していく模様。
LINEで比較、じっくり検討できる
最近は電話ではなくメールでやり取りしたいという世代が増えていますが、あるアンケートによると、3人に1人がチャットで相談経験があり、そのうち90%がまたチャットで相談したいと答えているようです。このことから、車一括査定での電話はやはり大きなデメリットとなっていますね。
ビッドナウ車買取は、電話は一切かからずLINE上で完結するので心理的なストレスは少ないことがメリット。買取店に査定に行くと、即決をせまられて他社と比較できないこともありますが、LINEでのやり取りなら、じっくりと査定額を比較検討できそうです。
ビッドナウ車買取のデメリット
ここまでビッドナウ車買取の特徴やメリットを見てきましたが、筆者が気になったのは具体的な買取業者名が明記されていない点。どういった買取業者が存在するのか。買取額で定評があるアップルやカーセブンは?全部で何社と提携しているのか?
他の車一括査定サイトでは、複数社が査定をするとしながらも裏側ではすべて同じ系列会社だった(つまり実質的には1社)ということがありました。ビッドナウ車買取は1社ということはないかと思いますが、何社かは不明です。
もう一つの懸念される点として、LINE上で査定額が提示されますが、本当にその金額で買い取ってくれるのでしょうか。実際に車を査定した際、最初の査定額から減額される可能性もありえます。
このあたりのことは、公式サイトに掲載されていなかったので気になりました。