スズキの中でも大人気軽自動車として販売されているスズキのハスラー。独特のスクエアボディを持ちながらも、ヘッドライトが丸みを帯びて可愛らしいイメージの一面も備える軽自動車として多くの方に人気があります。

しかし、実際はハスラーとスズキ・クロスビーを間違える方も多いのが事実。どちらの車も同じ外観イメージがありますが、決定的に違う箇所があります。

それは何なのでしょうか。今回はハスラーとクロスビーの違いについて、外観、内装、燃費性能を比較しながら解説します。ハスラーとクロスビーの違いについて気になる方は、是非参考にしてみましょう。

 

ハスラーとスズキ・クロスビーの外観を比較

ハスラーとスズキ・クロスビーの外観を比較してみましょう。2つの車の大きさを比較すると決定的に違う点がハスラーは軽自動車、クロスビーは小型乗用車の種類に入ることです。

 

小型自動車と軽自動車は似ているような気もしますが、全く違う車です。ハスラーとクロスビーの大きさをさらに詳しくみていきましょう。最近では新車が月々1万円で購入できるリースプランの中にもハスラーを購入できるようになったことにより、これからも人気が続く軽自動車です。

 

ハスラーの外観

スズキ・ハスラーは2014年に発売された軽自動車です。

軽トールワゴンにSUVテイストを加えたデザインをコンセプトに作られた車であり、2014年には10万4233台という圧倒的な販売台数を記録しました。

全長3.395mm、全幅1.475mm、全高1.655mmとクロスビーと比べてサイズが少し小さくなっています。

購入層としてはプライペートでの使用やよりアクティブなユーザーに好かれやすい軽自動車として高い人気を誇ります。

まさにSUVテイストのデザイン性能とユーザ目線の使い勝手の良さを実現したクルマになっています。

 

クロスビーの外観

スズキ・クロスビーは全長3.760mm、全幅1.670mm、全高1.705mmのコンパクトSUVです。「トールワゴン+SUVテイスト」というコンセプトに作られた小型乗用車であり、5ナンバーに含まれている車です。

四角い形をしたボディ構造やどこか可愛らしい印象を与えるデザインはハスラーと似たようなイメージを与える原因になることですが、車の構造的には、スズキのイグニスやソリオと共通する部分が多数あります。

全長3.7mを超える大きさのSUVは他の車では実現できないようなサイズ感を生み出し、2018年1月から12月までに3万0624台を超える販売台数を記録しました。

 

ハスラーとクロスビーの内装や安全性能を比較

ハスラーとクロスビーの外観サイズを比較した後は、内装と安全性能について比較してみましょう。

外観は似たようなデザインをしているハスラーとクロスビーですが、内装と安全性能に少し異なる点があります。2つの車を比較して読み進めていきましょう。

 

ハスラーの内装や安全性能

ハスラーの内装は長さ2.160mm、幅1.295mm、高さ1.250mmのサイズをしており、広々とした室内空間を実現している車です。

装備面でもインパネ部分の数値が読みやすく工夫していることや運転者がボタン操作しやすい配置作りに徹底しているなどユーザーファーストに作られた内装になります。

安全性能に関しても、衝突被害軽減ブレーキシステムの「デュアルセンサーブレーキサポート」や車線逸脱警報機能、ハイビームアシストなど充実した装備とオプションが用意されています。

スイフトと違って車間距離を自動で調整してくれる「クルーズコントロール機能」が搭載されていませんが、安全性能に問題がある訳ではありません。運転する誰もが運転しやすく、安心して乗車することができます。

 

クロスビーの内装や安全性能

クロスビーの内装は長さ2.175mm、幅1.355mm、高さ1.280mmとハスラーと比べて室内空間も広くなっており、広々とした室内空間の中で運転に集中できる環境作りができるでしょう。

内装装備では、インパネのメータ部分のオシャレ感や落ち着いた印象のある内装デザインがハスラーと異なるポイントですね。

安全走行性能は単眼カメラや赤外線レーザーをセンサーに2個のカメラ使用するディアルセンサーブレーキ、緊急自動ブレーキなどハスラーと同じ機能もありますが、異なる装備も備える小型乗用車です。

クロスビーではハスラーには装着していない緊急自動ブレーキやサイド&カーテンバックを備えているので、安全性能に関してはクロスビーの方が優れています。

 

ハスラーとクロスビーの燃費と走行性能を比較

最後にハスラーとクロスビーの燃費性能と走行性能の違いについて比較してみましょう。

外観イメージとしては似たような構造を持つ2つの車ですが、燃費性能と走行性能に違いがあります。一つ一つ異なるポイントを確認しながら読み進めていきましょう。

ハスラーの燃費性能と走行性能

スズキ・ハスラーのWLTCモード(燃費性能)は Sエネチャージを搭載していることもあり、2WDで32.0km/L、4WDで30.4km/Lと軽自動車の中ではトップクラスの燃費水準を誇っています。

実際にハスラーを購入される方の中には、燃費性能を考えて買う方も多いそうです。クロスビーと比べても燃費性能が優れている特徴があります。

走行性能に関しては全高が1.600mmを超える軽自動車ということもあり、安定感のある走りを体感できます。またコンパクトなサイズ感をしていることもあり、急なカーブでも小回りの効きやすい走行性能が運転者をサポートしてくれます。

 

クロスビーの燃費性能と走行性能

スズキ・クロスビーのWLTCモード(燃費性能)は2WDで22.0km/L、4WDで20.6km/Lとハスラーと比べて燃費水準が優れていません。

動力性能も1.5リッター同等の性能レベルであり、他の小型乗用車と比べても平均レベルの燃費、動力性能となっています。

軽自動車の中でもトップクラスのWLTCモード(燃費性能)を誇るハスラーと比べると圧倒的に数字に違いがあるのはわかりますね。走行性能では全幅1.670mmということもあり、ハスラよりも安定した走行性能を誇ります。

リアゲート開口部分を入念に作られているクロスビーだからこそ、ハスラーに引きを取らない走行性能を実現しています。小型車のSUVに求められる走行性能を備えた車ですね。

 

ハスラーとスズキ・クロスビーの違いのまとめ

さて、ハスラーとクロスビーの違いについて4つにまとめると以下のようになります。

  • 外観は似ているが、ハスラーは軽自動車、クロスビーは小型乗用車と大きさが違う
  • インテリアは、中央部分にあるインパネ部分の違いが一目瞭然
  • 燃費性能はトップクラスのハスラーに軍配が上がり、走行性能についてはクロスビーの方が優れている
  • 2つの車の見分け方は、車の大きさとインパネ部分のパラメータで判断

 

ハスラーとクロスビーでは、一見同じ車に思われる方もいるかもしれません。ですが、ハスラーは軽自動車、クロスビーは小型乗用車と明らかに違う部分が多数あります。

内装のインパネ部分もそうですし、燃費性能や走行性能にも異なるポイントがありました。ハスラーとクロスビーの違いは一見すると難しいことですが、見極めるポイントがわかれば違いがわかるようになります。